Webサービス技術の普及とともに,サービスを単位としてインターネット上にソフトウェアを構築し利用することが可能になってきています. 従来のプログラムコンポーネントが Webサービスに置き換えられることにより,ソフトウェアの再利用が促進され,システムの開発に要する期間の短縮や, 運用や設備の維持管理などコストの減少が可能になります.しかし,複数のWebサービスの連携では,知財・ポリシーの管理,相互運用性,信頼性・セキュリティの確保,品質の保証,利益配分など, 従来のプログラムコンポーネントの合成によるソフトウェア開発には存在しなかった問題が生じます.本時限研究専門委員会は, こうしたサービスコンピューティングの発展がもたらすソフトウェア開発の変革やITビジネスへのインパクト等に対して問題意識を持ちながら, エージェント,ソフトウェア工学,XML,ネットワークの研究者の自由な交流を促進し,Webサービスの連携のための新たな運用基盤,Webサービス実行アーキテクチャ,開発方法論, パフォーマンス向上に関して,研究発表および討論を行う機会を提供します.

